広州花市

今回は広州で語学研修中の福岡市職員中村和史さんに、春節前に行われた広州の花市についてレポートしていただきました。

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広州は年中花や緑で満開であり「花城」とも言われています。春節には、花を飾って新年を迎えるという習慣があり、花市が至る所で開かれます。大規模なものは、道路を封鎖して開かれています。菊や百合、牡丹、水仙など様々な種類の花が売られており、安い花は10元くらいですが、高いものになれば、500元くらいする花も売っています。また、花だけでなく、正月飾りや玩具などの出店もあります。

花市は春節前の3日間程度開かれ、大晦日の夜になると花を処分するためにかなり値下げして投げ売りが始まります。花を安く買いたいと思うなら、大晦日の夜に行くのがベストです。売れ残った花は、以前はハチなどをたたき壊し枝を折ってその場に放置されていたみたいですが、最近は養老院や福祉施設に送られるそうです

私も初めて花市に行ってみましたが、人の多さに驚きました。道路の真ん中にお店が並びその両側を人が歩くようになっていますが、花市はたくさんの人で溢れており、肝心の花を見ることができなかったりします。花を買うには、人をかき分けて行かないといけません。花市には、花を買いに来ている人だけでなく、若者がお祭りのように友達何人かで遊びに来ていたり、カップルのデートスポットにもなっていたりします。日本で言う初詣みたいな感じでした。

 花市の入り口に創られたモニュメント。いつもは普通の道路ですが、  花市専用に!

たくさんの花屋が並んでおり、その規模の大きさに驚きました。

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