今年は江頭会長以下25人の適度なサイズの訪問団となり、天候にも恵まれて和気藹々、楽しいライチ狩り広州訪問ができました。
辛亥革命100周年の記念年とあって、到着翌日は中山市へ孫文の故居を訪ね、その脚で世界遺産になっている華僑の故郷開平県の風変わりな建築群を見物しました。バスで2時間以上も走る今回のコース、普通ではなかなか行くことはありませんよね。
その日の夜は広州市外事弁公室主催の歓迎会に出席しました。かつて福岡で日本語の研修を受けた人々~福岡マフィア~も約15人位参加して、日本語で交流できたので、大いに盛り上がりました。
日曜日はいよいよライチ狩り。郊外の増城市へ出かけました。増城といえば、6月に貧富の差への不満が爆発して暴動が起こったところです。実は出発前、「治安は大丈夫かな?」と密かに心配していたのですが、現地は平穏そのもので、そんなことがあったなんてすっかり忘れていました。
今年はライチの当たり年。日本でも柿などが一年ごとに豊作と不作を繰り返すように、ライチも出来不出来が交互に繰り返すそうです。たわわに実った赤い粒が緑の葉っぱととても可愛いコントラストを見せています。ライチといっても50種類ほどあって、果肉の厚さや種の大きさ、酸味と甘みの具合やジューシーさ等に微妙な違いがあるのだそうです。ライチの樹の下では食べ放題ですが、袋にどっさり入れて持って帰るのは秤り売りで、皆10~30元ほど払って買っていました。
今年はお天気に恵まれて、地面がぬかるむこともなく軽快に行動できましたが、ただ暑かった!
この日の夜は女性の翼グループ15人は、団長一行と別れて広州市婦女連合会との交流会に出席したのですが、関会長は挨拶の終わりに「しかし、広州は暑いですねエ!」と言ってその場を和ませていました。