さる4月21日今年度の年次総会の後に、一連の福岡広州ライチ倶楽部設立10周年記念行事を行いました。
まず広州市からの来賓―外事弁公室副巡視員堵涂宏哲先生より講演をしていただき、国際都市広州の過去と現在を、ビデオを使いながら詳しく紹介していただきました。
そして同日夜には祝賀会も行い、福岡市や中国駐福岡総領事館からも祝辞をいただき、写真で10年の活動を振り返ったあと、甚句や南京玉すだれ、津軽三味線の演奏など楽しい雰囲気のなかで、次の10年に向かう覚悟を新たにしました。
さる4月21日今年度の年次総会の後に、一連の福岡広州ライチ倶楽部設立10周年記念行事を行いました。
まず広州市からの来賓―外事弁公室副巡視員堵涂宏哲先生より講演をしていただき、国際都市広州の過去と現在を、ビデオを使いながら詳しく紹介していただきました。
そして同日夜には祝賀会も行い、福岡市や中国駐福岡総領事館からも祝辞をいただき、写真で10年の活動を振り返ったあと、甚句や南京玉すだれ、津軽三味線の演奏など楽しい雰囲気のなかで、次の10年に向かう覚悟を新たにしました。
「福岡市女性翼の会」は広州市婦女連合会と2010年に交流協定を結んでいます。締結の年には「高齢者の介護」をテーマに、広州市で関係施設を見学し、双方の現状報告などの交流を行いました。その後、広州市婦女連合会が旅行団を編成してどんたくの時期に何回か福岡市を訪問されましたが、テーマを決めてじっくり交流する機会はありませんでした。
今年は、ライチ倶楽部の団体会員でもある「福岡市女性翼の会」が「ごみ減量3R活動」をテーマとした交流を呼びかけ、ライチ狩り広州訪問の時期に合わせて広州市婦女連合会との女性交流を行いました。
まず越秀区の資源ごみ収集ステーションで現場の説明を受け、生ごみも一緒に扱っている様子やすごい臭気に驚きつつ、広州市で行われている資源ごみ回収の現状に理解を深めました。
その後、古代政庁遺跡の博物館の一室を借りて準備された交流会会場へ移動し、福岡市の臨海3Rステーションを基地として行われているごみ減量のための各種ボランティア活動を、長年活動を続けている糸山マチ子さんがパワーポイントを使って説明しました。
今回のテーマ設定は、事前に広州側と話し合って決めたものではなかったため、福岡市側のあり方がやや先行しすぎている感じがあり、婦女連合会の関心を十分に引き付けることができなかったのはやや残念でした。
2008年の福岡広州ライチ倶楽部設立の翌年からはじめたライチ狩り広州訪問、今年8回目を実施しました。毎年7月の第1金曜日から翌週月曜日に行っているので、広州では雨期に入っており毎日何回かスコールが降って涼をもたらしますが、ライチ狩りに出かける者にとってはこれが頭痛の種。ライチ山で土砂降りに遭ったらどうしようと、いつも心配します。でも有力な晴れ男と晴れ女のおかげか?今年も無事に終えました。
今年はライチ不作の年だそうで、増城樟洞抗のライチ集荷場にライチは見られず、ライチ園には私たちのために残してあったライチの木が1本だけ、赤い実をつけて待っているばかりでした。その1本を丸ごと買い上げて、35人で一斉に摘み取りましたので、あっという間に丸裸。ライチ狩りとしてはやや味気ないものでした。
8回目の今回まで、毎回参加の「皆勤賞」該当者が、ライチ倶楽部事務局長と旅行社の随行者以外に4人もいて、広州市外事弁公室主催の交流会の席上で当倶楽部の渡邊会長と曽慶椿副主任から紹介され、記念品が贈られました。
4月21日に福岡広州ライチ倶楽部の年次総会を行い、新しい役員も決まって今年度の活動がスタートしました。今年度から個人会費を3000円にしたことは大きなニュースです。会費を安くすることで、より多くの人が参加しやすくなるようにとの願いを込めて!
早速7月1日からの「ライチ狩り広州訪問」旅行の募集が始まりました。今回は、渡邊新会長も参加されますし、福岡市女性翼の会と広州市婦女連合会の交流も行われますので、大掛かりな団になることが予想されます。今から楽しみでワクワクしています!
今年のライチ狩り広州訪問 日程
7月1日(金) 福岡空港から直行便で広州へ
7月2日(土) 広州市内視察 女性翼の会は広州市婦女連合会と交流
夜は広州の友人たちと交流会
7月3日(日) 増城でライチ狩り、そのあと桂林へ行くグループは高速鉄道で桂林へ
桂林へ行かない人は広州のホテルで休息
7月4日(月) 桂林へ行かない人は直行便で福岡へ帰国
桂林グループは漓江くだり、夜 飛行機で上海へ移動
7月5日(火) 上海空港から福岡へ帰国
申し込み受付中です、どうぞご参加ください。(092-451-0606日本旅行九州法人支店まで)
広州の市花パンヤ。毎年3月半ばから4月にかけて、広州のあちこちで、背の高い木にモクレンに似た大柄の赤いパンヤの花が開きます。
この木が友好都市1周年を記念して、福岡市植物園に贈呈されたことを覚えている方はもうあまり多くないことでしょう。1981年にいただいた数本の苗は、気候条件が全く違うことを配慮して、市内あちこちに植えられましたが、やはりどれもうまく育ちませんでした。唯一植物園内の温室のだけを除いては。
翌々年の春ころから毎年温室内で赤い花をつけるようになり、当初は新聞紙上でも紹介されました。このパンヤ、必ず周りの木や建物よりも高く伸びる習性があることから、別名を英雄樹ともいうのですが、たちまち温室の天井につかえてしまって、仕方なく先端を伐ったりしたものです。
広州交流の在り方が年々変化するにつれて、パンヤの花のことも忘れがちでしたが、私の旧友が今年の2月下旬に植物園を訪れて、「パンヤの花が咲いていたよ!」と知らせてくれました。なんて懐かしい!
対中国交流の職務から離れて、ゆっくりした時間を持てるようになった今、是非この花を見に行こうと思いました。日頃の雑事に追われた人間たちが顧みなくなっても、毎年休みなく花をつけ続けてくれたパンヤ。友好とは一時的な興味ではなく、地道にこつこつと続けていくものだよと、改めて教えられたような気がしています。
福岡の放送劇団として50年前に誕生したという劇団道化は、今ユニークな児童劇団として日本各地の学校で巡回公演するなど活躍中。近年は中国へも招かれて公演を続けています。しかも何と中国語で!
子供たちの笑顔に国境はないと実感した若い俳優さんたちが発奮して中国語を学んだのだそうです。
この夏には初めて上海で公演し、連日立ち見が出る超大人気だったそうで、これを12月に広州でやってもらおうと、目下計画中です。
ライチ倶楽部ではぜひ成功してもらいたいと、応援に乗り出しており、
10月29日には中央区渡辺通BiViビル1階の天神食府で「激励飲茶会」を行います。
午後2時半から4時まで、参加費は2000円です。
道化の俳優さんにも来ていただいて、劇の一部を披露していただきます。
参加ご希望の方は、必ず事前にお申し込みください。(FAX0940-36-3049)
広州市人民対外友好協会”の劉保春副会長一行6人が3月24、25日に福岡市を訪問されました。
「今後の民間交流をさらに強めるため、今回福岡を訪問する訪問機会に、広州市人民対外友好協会と福岡広州ライチ倶楽部との間で友好促進の覚書を結びたい」という広州市側の提案に応じて、3月25日に調印式を行いました。
国同士の関係が冷え込んでいる昨今、民間交流によって友情を伝えあい、相互理解を深め合うことがとりわけ大切に思われます。この調印によって民間人同士の触れ合う機会がもっと増えれば幸いです。