「福岡市女性翼の会」は広州市婦女連合会と2010年に交流協定を結んでいます。締結の年には「高齢者の介護」をテーマに、広州市で関係施設を見学し、双方の現状報告などの交流を行いました。その後、広州市婦女連合会が旅行団を編成してどんたくの時期に何回か福岡市を訪問されましたが、テーマを決めてじっくり交流する機会はありませんでした。
今年は、ライチ倶楽部の団体会員でもある「福岡市女性翼の会」が「ごみ減量3R活動」をテーマとした交流を呼びかけ、ライチ狩り広州訪問の時期に合わせて広州市婦女連合会との女性交流を行いました。
まず越秀区の資源ごみ収集ステーションで現場の説明を受け、生ごみも一緒に扱っている様子やすごい臭気に驚きつつ、広州市で行われている資源ごみ回収の現状に理解を深めました。
その後、古代政庁遺跡の博物館の一室を借りて準備された交流会会場へ移動し、福岡市の臨海3Rステーションを基地として行われているごみ減量のための各種ボランティア活動を、長年活動を続けている糸山マチ子さんがパワーポイントを使って説明しました。
今回のテーマ設定は、事前に広州側と話し合って決めたものではなかったため、福岡市側のあり方がやや先行しすぎている感じがあり、婦女連合会の関心を十分に引き付けることができなかったのはやや残念でした。